今から約8,500万年前(中生代白亜紀後期)に生息していた翼竜です。翼竜の中では最も有名じゃないでしょうか。
■名前の由来
プテラノドンの名前はギリシャ語でpteron「翼」 + an-(否定辞) + odous「歯」を組み合わせたもので、直訳すると「翼があり歯が無いもの」となります。そう、プテラノドンには歯が無いのです。
■サイズ
大きさは、翼を広げた状態の全長が約7m、体重はおよそ15~20kgだったそうです。7mの大きさで飛ぶためにはそれくらい軽くないとダメなんでしょうね。
プテラノドンと言えば特徴的なトサカですよね。クチバシとは正反対の方向に鋭く伸びたトサカ。頭骨の長さは最大のもので約1.8mもあったそうです。大人の人間一人分くらい。長い。
■その他特徴
プテラノドンの主食は魚。その鋭いクチバシで水面から魚をすくい取って食べていたそうです。また、前述したように歯が無いためそのまま丸のみにしていたそうですよ。
また、空を飛ぶときはバッサバッサ翼を動かしていたわけではなく、うまく上昇気流を捕らえてグライダーのように滑空して飛んでいたようです。