恐竜たちも卵を育てるため巣がありました。
巣化石が見つかっており、そこで卵を温めていたようですが、小型の恐竜はまだしも大型の恐竜はどうやって卵を温めてたのでしょうか。
いや、だって、現在の鳥類の感覚でいくと卵の上にしゃがむように乗っかって温めるイメージですけど、恐竜が卵の上に乗ったら…
なるほどそういうことか。
最近の研究で、大型の恐竜がどうやって卵を温めてたのかがだんだんわかってきました。
その方法は!
卵 を ド ー ナ ツ 状 に 置 く !
な、なんだってー!
そうすることで、真ん中に自らがしゃがみ、直接卵の上にしゃがまずとも卵を温められるというわけです。
なるほどなぁ。
集団営巣!みんなで巣を守れ!
また、恐竜たちも親たちが巣を保護するために集団営巣していました。
集団営巣とはいくつもの巣が同じ場所に集まっていること。
最近の研究で、テリジノサウルス類の恐竜のとある集団営巣跡から、それらの巣が同じ繁殖シーズンに作られていることがわかり、さらに同時期に複数の卵が孵化していることもわかりました。
現在の鳥類も集団で巣を保護しますが、恐竜も同じだったんですね。