今から約7,500万年前(白亜紀)に生息していた草食恐竜です。
頭の形がユニークですよね。
パラサウロフスではなくパラサウロロフスです。
■名前の由来
パラサウロロフスは「サウロロフスに近い」という意味です。
ですが、サウロロフスは全然別の恐竜で特に近縁でもありません。
■サイズ
体長は約9m。体重はおよそ4t。
そしてあの頭のトサカ部分ですが、鼻のあたりから伸びており、全長約2mもあったそうです。なっが。
■その他特徴
パラサウロロフスの頭の役割についてはいろんな説があり、水中で活動するためのシュノーケルのような役割だったのではとか、空気をためておく場所だったのではなんてのもありました。
ですが、空気をためておくには容量が小さく、シュノーケル代わりにするには穴が空いていないためこれらの説はなさそうです。
今のところ、鼻腔内部の表面積を広げることで嗅覚を発達させていたのではとか、内部で声を反響させてより大きな声を出すために使っていたのでは、という説が有力なようですが、まだはっきりとしてません。