今から約4,000万年前に生息していた大きなウミヘビのような生き物です。
■名前の由来
バシロサウルスは「トカゲの王」という意味。
ウミヘビのような生き物なのに「サウルス(トカゲ)」がついているのは、化石が発見された当初は爬虫類であるとみられていたから。
■サイズ
体長は約18m。体重はおよそ17t。
後足が少しだけありましたが60cmぐらいの大きさのため泳ぐときなどには特に役に立ってはいなかったとみられています。
■その他特徴
バシロサウルスはクジラ類ですが、クジラのように遠くまで泳ぐことはなく、浅瀬の海で暮らしていたようです。
また、肉食で、おなかの中にはサメや魚を食べていた形跡がありました。