今から約2億9500万年前(ペルム紀)に生息していた恐竜…ではなく、肉食単弓類の生物です。
恐竜が生きていた時代よりもさらに昔ですね。
■名前の由来
ディメトロドンとはラテン語で「2種類の歯をもつもの」。
役割の違う2種類の歯があることからこう名付けられています。役割の違う歯とは、前歯と奥歯。つまり、前歯で噛みついて獲物を捕らえ奥歯で肉を噛みちぎっていました。
■サイズ
体長は約1.7~3.4m、体重は大きいもので約300kg。
特徴的な背中の帆は大きいもので約1mもあったそうです。
■その他特徴
ディメトロドンですが、最初に書いた通り恐竜ではありません。
単弓類という種類に分けられますが、単弓類とは哺乳類型爬虫類とも言われます。そう、恐竜よりも人類に近い生物だったのです!
そして、大きな帆。これは体温調節の役割があったと考えられてます。
それから、この見た目なので動きがあまり早そうには見えませんが、細身の胴や尻尾から、意外と素早い動きだったとされています。