今から約6,800万年前に生息していた史上最大級の翼竜です。肉食。
■名前の由来
ケツァルコアトルスという名前はアステカ神話に登場する有翼の蛇形の神ケツァルコアトルに由来します。
化石が見つかったのが北米だからですかね。
ちなみに、アステカ神話のケツァルコアトルは羽毛を持った神とされていますが、ケツァルコアトルスに羽毛はありませんでした。
■サイズ
羽を開いた状態で、全長は約11m、体重はおよそ110kg。
この大きさにしては軽いように見えますが、他の翼竜と同様に骨も空洞化していて飛ぶために軽量化されていたみたいです。
■その他特徴
ケツァルコアトルスの飛ぶスピードは時速約50~60kmだったそうです。
何を食べていたかは諸説あり、水辺で水面から魚を獲っていたのではというものや恐竜の赤ちゃんを狙っていたのではというものもあります。
また体が大きく、特に頭も大きかったことから陸を移動する際は4本の足で歩いていたのではと考えられています。