今から約1憶5,000万年前(ジュラ紀後期)に生息していた大型の肉食恐竜です。
■名前の由来
アロサウルスは直訳すると「異なるトカゲ」という意味になります。
何が異なるのか気になりますが、これは化石が発見された当時、他の恐竜に比べて脊椎が軽量化された構造だったことに由来します。
実際には、その後軽量化された構造の脊椎の恐竜は多く見つかっております。
■サイズ
体長は約8~12m、体重はおよそ1~4t。この時期の恐竜では大型だったのが分かります。
また、見た目はティラノサウルスのようですがティラノサウルスより軽かったこともあり時速60kmほどのスピードで走れたのではとも言われています。
■その他特徴
実はアロサウルスの化石は子供のものから老体までかなりの数が見つかっています。
また、複数の化石が固まって発見されており群れを作っていたと考えられていますが、共食いをした形跡もあったりでその社会性はまだ不明な点もあります。
アロサウルスと言えば目の上にある角のような突起が一つの特徴ですが、この突起は武器とかそういうものでもなく、装飾や固体の識別のような意味が強かったと言われています。